BUMP OF CHICKEN「orbital period」

2023/9/16

とにかく鼻血がよく出る少年だった。 鼻をかめば鼻血が出て、体温が少しでも上がれば鼻血が出て、鼻をぶつければ人の3倍鼻血が出て、何もしていなくても鼻血が出た。 中学生の時、保健体育の時間に鼻血が出た時は先生に「おい、大丈夫か笑」と心配していなそうに心配されたこともある。 21歳の今、鼻血が出ることはほとんどなくなってきたけど、昔は間違いなく鼻血キャラだったのだ。 特に小学生のころが一番大変で、僕は左鼻の血管をレーザーで焼いてもらった。 どれほどの痛みだったのか、今になってみれば思い出せないけれど、当時は「プ ...

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Ed Sheeran(エド・シーラン)「÷(ディバイド)」

2023/9/16

僕は小学校から高校の終わりまで、友達がやっているからというただの惰性で10年近くバスケットボールを続けた。 中学生時代のある練習試合、対戦相手に「鈴木・エドワード・〇〇」みたいな名前のハーフの子がいた。彼は当時の時点でも身長が180cmくらいあったような気がする。とにかくデカくて、周りのチームメイトからは「エド」と呼ばれていた。 日本語は普通に聞き取れて、カタコトではあるけど話せるという感じだった気がする。 試合の中で、エドくんがファールを受けてフリースローを打つことになった。 こちらのチームの選手のひざ ...

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【プレイリスト】"すべてのグルーヴ・ジャンキー達へ"

2023/8/16

みなさんこんにちは! 今回のテーマは、すべてのグルーヴ・ジャンキー達へ。 ちょっとリズムのずれやその場の感情が乗った、精密な機械では味わえないグルーヴ感を堪能できる曲を集めました。 Brown Sugar/D'Angelo グルーヴといえばこの人を想像する人も少なくないでしょう。 幾重にも重ねられたコラースと、有機的なドラムのリズムが聞くたびに癖になるスルメ曲。 自然と体が揺れる最高のグルーヴ! きっとね!/中村佳穂 日本語をこんなにグルーヴィーに歌える人が他にいるだろうか? 彼女自信が一番楽しくリズムに ...

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ずっと真夜中でいいのに。『沈香学』

2023/9/13

現代の若者と「ガチャ」は切っても切り離せない。 全クリなんて概念が存在しないソーシャルゲームの強いキャラ・かわいいアイテムを手に入れるために、お金を注ぎ込むことを躊躇わない人はとても多い。その中身のほとんどがハズレだと分かっていてもなお、当たり(レアキャラ)が出るまでガチャを回し続ける。 僕だってもちろん課金して回したことはあるし、そのデータはスマホを壊した時に消えてしまった。 そんなに期待とお金を掛けられて、ハズレなら舌打ちをされ、キャラクターもストレスで自我を持ち始めてもおかしくないと思う。 モノによ ...

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はっぴぃえんど「風街ろまん」

2023/9/13

ひらがなとカタカタ半角はどちらがおもしろいのか。日本人の永遠のテーマである。 外来語はひらがな表記の方が面白いのかもしれない。「チーズケーキ」より「ちぃずけぇき」のほうがのっぺりしていて好みだ。「キャンピングカー」よりも「きゃんぴんぐかー」の方が舌足らず感がかわいい。 ただ例外もあり、「ぷりん」よりも「プリン」の方が何故だか面白い気がする。 では逆に日本の言葉はどうだろうか? 「かていがくしゅう」よりも「カテイガクシュウ」、「さとうきびばたけ」より「サトウキビバタケ」、「ふすま」よりも「フス ...

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【プレイリスト】"エモいギターに酔いしれる曲"

2023/6/3

みなさんこんにちは! 今回は、エモいギターに酔いしれる曲をセレクトしてみました。 痒いところに手が届くような気持ちいいギターソロ、細かいタッチの技巧派ギターなど、ギターに注目して聴いてほしいプレイリストです。 激しいロックが好きな人も、いつもとは違う感覚でギターの音色を味わってみてください😊 Jungle/Tash Sultana オーストラリアのニューギター・ヒロイン「タッシュ・サルタナ」が、ファンキーでエモーショナルに奏でる1曲。 イントロから彼女の世界観に引き込まれる事は間違いないし、ハスキーな歌声 ...

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東京事変「スポーツ」/違うベクトルに引っ張りあって完成するグルーヴ

2023/6/3

東京事変のアルバムは、どれをとっても違う方向に良さがあり、個人的には「スポーツ」が一番ロックアルバムとしてバンドが完成されている印象がある。 東京事変の音楽が少し難しそう、周りくどそうというイメージのある人には特にお勧めしたい1作だ。 J-POPに落とし込んだグルーヴ 東京事変の何よりの醍醐味といえば、圧倒的な演奏能力・作曲能力からくる最高のグルーヴだろう。 メンバーがそれぞれプレイヤー・プロデューサーとして活躍しており、誰を先頭に置くこともなく、互いに違うベクトルに引っ張り合いながらその中心に素晴らしい ...

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【プレイリスト】"真夜中に散歩しながら聴きたい曲"

2023/5/30

みなさんこんにちは! 今回は、真夜中に散歩しながら聴きたい曲をセレクトしてみました。 寝れない夜や、夜中のドライブなんかにもぴったりだと思います! ぜひエモーショナルな気分を味わってください。 ずるくない?(ft.Ken Sano)/ぷにぷに電機 ネオン街を彷彿とさせるようなメロウな曲調に、落ち着いた歌声が溶け込む。豪華なブラス隊の音が気持ちよくリズムに乗って、自然と体を揺らしてくれます。 サビはとてもキャッチーで、おもわず口ずさんでしまいます。 少しゴージャスな夜の気分を味わいたいときにはもってこいの曲 ...

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Water from Your Eyes「Everyone's Crushed」/Q:何聞いてるの? A:わかりません、けど最高です

2023/6/3

Water from Your Eyes(以降WFYE)は、ニューヨークで活動するアンチポップユニットということなのですが、、そもそもアンチポップとはなんですか?という状態で、WFYEのアルバムを聴くのは今作が初めてでした。 これは決して酷評というわけではなく、もし友達の前で「それ何聞いてんの?」と聞かれたら、反射で「ん?よくわかんない」と答えてしまいそうな作品。ただ、それこそがこのアルバムが魅力的に映るところだなあと感じました。 ジャンルもリズムも垣根が曖昧で 過去作品までじっくり聴いたわけではないんで ...

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【Hyperpop】ハイパーポップとは?〜先鋭的な音楽が映し出す多様性〜

2023/2/24

近年頭角を表してきたハイパーポップ(Hyperpop)という音楽を知っているだろうか。 それは、破壊的で自由な電子音がポップという枠組みに詰められた非常に面白い音楽だ。 今回はそんなハイパーポップの音楽性やそこに見える多様性を紹介したいと思う。 ハイパーポップとは ハイパーポップ(Hyperpop)というネーミング自体は、2019年にストリーミングサービスSpotifyが「Hyperpop」と題したプレイリストを発表したことから来ている。 そもそもこのプレイリストを発表するにあたって、きっかけとなったのは ...

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『音楽とオムライス』へようこそ

このブログは音楽とオムライスが好きな21歳(大学生)が、自分の好きな音楽や映画を紹介したり、日々の生活を面白おかしく綴っているブログです。

音楽が好きで詳しい人にも、そうでない人にも良い出会いがありますように。

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