日本のロックバンド「女王蜂」の『夜天』が素晴らしかったという話をしたい。
まだ聴いてない人はぜひ聴いてきてほしい。
鳥肌が立つ人は立つと思うし、立たない人は立たないかも知れないけど、自分は鳥肌が立つ人だったから立ったけど、やっぱり立たない人は立たないんだろうなと思う。
↑千鳥のネタにこんな感じのやつあったよね。
ノリの良さと女王蜂らしさ
まず驚いたのが分かり易くノリのいい曲調だった。
もちろん他の曲でもノリがいいものはたくさんあるけれど、この曲はイントロから明るく、4つ打ちのリズムが基本になっていて、シンプルに体が動いてしまう様なノリの良さを持っている。
サビへの盛り上がり方や間奏部分に着目してみると、王道EDMの流れを踏んでいる様な感じがあって、そういった意識もあるのかなと感じた。
特にラスサビはノリがいい!!
MVでみんなが踊っているからだろうか?多分そうだ。
そしてもちろん「和風なメロディー」と「綺麗な歌詞」という女王蜂の良さも出ているのがこの楽曲の素晴らしいところ。
サビのメロディーなんかは特に「和」のテイストがあるし、日本語の良さを最大限に引き出した趣のある歌詞が素晴らしい。
思い詰めてしまった夜の果て
わたしたちは出逢い
持ち寄る孤独は灯火のように、胸に宿る
表現者アヴちゃん
低音域から超高音までを使いこなす女王蜂のヴォーカルは「シンガー」というよりも「表現者」という肩書きが似合う。
代表曲の1つである「火炎」では、低く力強いところから始まりアクセントとして高音を使っている様な印象があったが今回の曲はその逆だった。
「夜天」では曲の始まりからサビの途中まで一貫して高く優しい声で歌い、サビ終わりの「宿る」に力強い低音が入る。
ここが1番の鳥肌ポイントであり、絶対にアヴちゃんにしかできない芸当だ。
どちらの声をメインに使っても全く違和感がないのが本当に凄い事である事を改めて感じる。
本物の表現というのは作品に溶け込んで違和感を感じさせない物なのかもしれない。
まとめ
本当に素晴らしい楽曲に出会えたと思う。
女王蜂のもつポテンシャルを改めて感じた一曲になった。
みなさんは鳥肌立ちました?