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東京事変はどんなバンド?メンバーの経歴やおすすめ曲を紹介

みなさんは日本を代表するロックバンド『東京事変』をどれくらい知っているでしょうか。

今回は筆者も大好きなバンドである東京事変の魅力や、メンバー1人1人の詳しい経歴などを紹介していきたいと思います。

記事の最後でおすすめ曲も紹介するので、よかったら参考にしてみてください!

東京事変はこんなバンド

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東京事変は、椎名林檎のソロ活動から移り変わる様にして2004年に活動をスタート。

元々は椎名林檎のバックバンドだったメンバー5人で結成されたバンドで、メンバーそれぞれが独自のスタイルで演奏される楽曲はどれも一級品です。

2004年リリースのシングル「群青日和」でメジャーデビューを果たしてから、2012年の解散までの間に5枚のスタジオアルバムを制作しています。

そして2012年の解散から約8年たった2020年の元旦、東京事変は復活する事を発表しました。

その後は、EP「ニュース」をリリースするなど、今現在に至るまでとても精力的に活動を続けています。

東京事変のメンバー

東京事変のメンバーはとにかくすごい!

素晴らしいテクニックと音楽性、それから大きな実績を持っている人ばかりなんです。

では一人一人の経歴などを詳しく紹介していこうと思います。

椎名林檎

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椎名林檎
本名/椎名由美子(しいな ゆみこ)
生年月日/1978年11月25日
担当パート/ギター・ヴォーカル

言わずと知れた国民的歌手である椎名林檎。

1998年「幸福論」でメジャーデビューを果たし、2000年リリースのセカンドアルバム「勝訴ストリップ」では200万枚を超える大ヒットを記録しました。

ソロの活動も現在まで精力的に行い、映画・舞台やアーティストへの楽曲提供も行っています。

もちろん東京事変にこの人の声は欠かせません!

浮雲

浮雲
本名/長岡亮介(ながおか りょうすけ)
生年月日/1978年10月7日
担当パート/ギター・コーラス

東京事変のメンバーであり、自身のバンド「ペトロールズ」でリードボーカル・ギターを担当している。

2002年に、椎名林檎とその兄である椎名純平とともにバンドを結成しています。

2003年リリースの椎名林檎3rdアルバム「加爾基 精液 栗ノ花」では、ギターを担当したり、一部楽曲を提供したりなど、東京事変加入前から椎名林檎との接点が多くありました。

この人の弾くギターは天才的で、基本的に暴れ回っている様なイメージで、初めて聴いた時はリードギターの新たな形を見せられた感じがしました。

作曲する曲は、浮遊感とおしゃれさを合わせ持った素晴らしいものばかり!

「ペトロールズ」もかっこいいので、彼のギターに魅了された方はぜひ聴いてください。

伊澤一葉

伊澤一葉
生年月日/1976年7月4日
担当パート/キーボード・コーラス・ギター

岡山県倉敷市出身。国立音楽大学作曲科を経て音楽活動を開始しています。

東京事変ではキーボードを担当。

曲によっては、ギターを弾いたり歌ったりもします。

2005年から初期メンバーとして東京事変に参加。アルバム「大人(アダルト)」以降の作詞・作曲を多く担当し、素晴らしい曲をたくさん作り出している人物です。

伊澤さんの作るメロディーは本当に綺麗で、聴いていてとても気持ちが良いです。

2009年には、細美武士(ELLEGARDEN,MONOEYES)を中心に結成されたバンド『the HIATUS』にも参加しています。

他にもたくさんのアーティストの楽曲にも参加しています。例えば米津玄師の「Lemon」でピアノを担当しているのは伊澤さんです。

それにしても一葉(いちよう)って名前がかっこよすぎ!

亀田誠治

亀田誠治
生年月日/1978年11月25日
担当パート/ベース

メンバーの中で最年長であるベース亀田さんは、これまでに平井堅/椎名林檎/スピッツ/GLAY・・・他にも数多くのアーティストをプロデュースしているJ-POP界の大物。

プロデューサー・編曲者として携わっている曲の例を貼っておきます。

MISIA/アイノカタチ

SHISHAMO/明日も

作曲はもちろんのこと、東京事変では一流プレーヤーとしての亀田さんを見る事ができ、グルーヴィーでメリハリのあるベースが、東京事変の楽曲を支えてくれています。

刄田綴色

刄田綴色
本名/畑 利樹(はた としき)
生年月日/1976年10月5日
担当パート/ドラム

ロック・ファンク・ジャズなど、多彩な要素を持つ楽曲のリズムを支えているのがドラムの刄田(はた)さんです。

元々はスタジオミュージシャンとして、椎名林檎のサポートをしていたところから、東京事変の初期メンバーとしてバンドに加入します。

ダイナミックでのびのびしたドラムは聴いていてとても気持ちが良いです。

東京事変の魅力

続いては東京事変の魅力を語っていきたいと思います。

たくさんの魅力がありますが今回は、

・最高のグルーヴ感
・椎名林檎の綴る歌詞
・編曲、東京事変

の3点を特に推したいと思います。

最高のグルーヴ感

東京事変は絶対にこの5人でしか出せないグルーヴ感を持っています。

それぞれのプレーヤーが自分の演奏スタイルを楽曲に取り入れ、1つのものとして完成されているのです。

もし仮に他のバンドが「みんなで同じ方向に向けて力を加える事で一つにまとまっている」とするならば、東京事変は「みんなが違う方向に向かって同じだけの力で縄を引っ張った結果、真ん中にとてつもない力が生み出されている」みたいな感覚があります。

この例えはこちらの記事でも使ったのですが、イメージしやすいのではないでしょうか。

椎名林檎の綴る歌詞

椎名林檎さんの書く歌詞はソロの楽曲と変わらず素晴らしいものばかり!

林檎さんの歌詞には、一つ大きな特徴があります。

それは、「日本語でしか表現できないニュアンスを表現している」という点です。

林檎さんの歌詞を見た時、一見難しそうだと感じる事がよくあります。

それは逆に、シンプルな日本語じゃないからこそ、日本語でしか言い表せない「趣」が表現されているのだと思います。

何にも云いたくない

今宵の口は

猛威を奮っている

獣を捕らう

秘密/東京事変

交差点が受け止める大量の思惑よ

無関係にすれ違い信号と落ち合う

ランプ/東京事変

例え英語に直したとしても、なんとなく意味が変わってしまいそうな感じがありませんか?

そんな「日本語でしか表現できないもの」を突き詰めている椎名林檎さんの歌詞は、東京事変の魅力の一つです。

編曲、東京事変

東京事変に作詞・作曲者はいますが、どの曲も基本的には「編曲:東京事変」として出しています。

もちろん一人一人が素晴らしい能力を持った作曲者なのですが、「東京事変」というフィルターを通すことによって、どの曲も東京事変のサウンドとして統一感を持って生まれてきます。

何より、このすごすぎるメンバーがセッションしながら曲を作っていると考えたら、いい曲が出来上がるのも納得です。

おすすめ曲

最後に東京事変のおすすめ曲を何曲か紹介していきたいと思います。

東京事変の曲はどれも良曲なので選ぶのが大変でしたが、いろんなタイプの曲をチョイスしたので参考にしてみてください。

もちろん紹介していない名曲もたくさんあります!

気になった方は自分の好きな曲を探してみてください。

群青日和

まずはデビュー曲である「群青日和」をお勧めします。

『新宿は豪雨、あなた何処へやら』という椎名林檎節の効いたフレーズから始まるロックナンバーで、歪んだギターやキーボードの音がかっこいいです。

東京事変の中では、シンプルにまとまっている曲なので聴きやすいと思います。

キラーチューン

「キラーチューン」作曲をキーボードの伊澤さんが担当しています。

伊澤さんの作る曲はどの曲も共通して、「綺麗なメロディ」と「キャッチーさ」を持ち合わせています。

正確かつおしゃれに下地を作るキーボードの上で、ギターとベースが自由に遊んでいる感じがたまらなく好きです。

J-POP好きにはささる1曲だと思います。

私生活

東京事変の中でもトップクラスにエモーショナルな曲で、感情に訴えかけてくるサビのメロディーと歌詞が最高すぎて涙が出ます。

バラードが好きな方に聴いてほしいのが「私生活」です。

この曲の作曲者はベースの亀田さんで、他にも「透明人間」「閃光少女」などの名曲を手掛けています。

新しい文明開化

英語詞の曲が大好きな人におすすめしたいのが「新しい文明開化」です。

林檎さんのロックな歌声はもちろんかっこいいし、浮雲さんのギターが最高。ぜひ注目して聴いてください。

そしてリズムを保ちつつも、サビでは暴れて曲に疾走感を与えてくれるドラムの素晴らしさも感じる事が出来る1曲になっています。

他にも「勝ち戦」「スイートスポット」など、英語詞でかっこいい曲がたくさんあります。

まとめ

今回は東京事変のメンバー・魅力・おすすめ曲をまとめました。

どの面をとっても素晴らしいバンドで、世界にも自慢できるバンドだと思っています。

ぜひ沼にハマってお気に入りの曲を見つけてみてください。

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