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シンガーソングライター『美波』の歌詞に迫る

2019年の1月にメジャーデビューした「美波」というシンガーソングライター。

2年くらい前にツイキャスで弾き語りの配信をしているのを何回か聴きに行ったのをきっかけに知って、最近さらに自分の中で美波の曲が好きになってきた。

知らない人がもしいれば是非1度聴いてみてほしいので紹介していきたいと思う。

美波とは?

美波

  • シンガーソングライター
  • 1997年生まれの22歳
  • 主に関東を拠点として活動している。またライブ配信アプリ・ツイキャスにて弾き語りやオリジナルソングを配信している。

最近ではあまり生配信をしているところは見ないけど、その分ライブや楽曲製作に力をかけているんだと思う。

今までライブを見る機会はなかったけど、自分も関東に越してきたので機会があったら見に行きたい。

美波の魅力

これは自分の好きなシンガーソングライターには結構共通して言えることなのかもしれないけれど、最大の魅力は歌詞とか歌い方・声質とかそういう部分になってくるんじゃないかと思う。

もちろん美波に関してもそうで、とてもいい声だし、音楽も聴きやすくて良いんだけど、一番好きなところはやっぱり歌詞かなと思う。

美波の書く歌詞

「main actor」というこの曲は自分は主人公にはなれないけれど、少しだけでもここにいるという証明をしたいという事を歌っている。

ひとつだけ ひとつだけ
僕がここにいる証明を

シンガーソングライターって多分だけど詞を書くときに、自分ただ一人とただただ向き合う事になると思うんだけど、向き合えば向き合うほど自分の嫌なところとか、他と比べてどうだとかって色々出てくるんじゃないかなと思う。

君だって 同じだって 誰だって
待ってるって
僕だって それが何か
分からないから 歌ってんだろ

でもその悩みこそが彼女にとっての音楽になって、またその音楽が「僕がここにいる証明」になっているところが面白いし、曲として出した時には「伝えたい」気持ちがあるかもしれないけど、曲を書いてる段階ではまるで「こぼれ落ちた」みたいな感じの言葉が重みがあってとても好きだ。

「ライラック」の歌詞も大好きだ。

変わらなきゃ飽きましたって
変われば変わりましたよねって
一体何だい?それなんだい?

精一杯やってんだ 別に君のためじゃない
ねぇそうだろ?
性に合わないことして 生きれるほど余裕ない

実際にリスナーから言われた言葉なのかは分からないけど、とにかく他人の言葉が窮屈で、それでも自分の道を突き進んでいく強さが見えてカッコいい!

とくに「性に合わないことして生きれるほど余裕ない」という言葉は自分にも突き刺さってハッとなった。

感情のこもった歌声

美波の歌い方はすごく自分のツボなところがたくさんある。

基本的には息が混じったような感じで歌ってたり語りが入ったりしているんだけど、サビとか盛り上がってくるタイミングでがなったような歌い方だったり力強い輪郭がはっきりしたような声になる。

発音もすごくよくて1音1音はっきり歌っているので聴いていてとても気持ちがいい。

そして最後に、これは個人的に好き嫌いが分かれるところなのかもしれないし、歌い方とかいうよりは音源の違いになってくるのかもしれないけど、息を思いっきり吸った時の「ヒュッ」みたいな「ヒェッ」みたいな音がたくさん入ってるのがすごく感情的に聞こえて大好きだ。

美波の曲ではそれがよく聞こえてきていい。

まとめ

自分が美波に感じている魅力は、曲から美波というアーティストそのものが見えてくるからだと思う。

美波に始まりたくさんのシンガーソングライターに最近はまってきたのは、そういったところがあるからなのかもしれない。

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