Kroi『LENS』【感想・レビュー】

ポイント
  • ブラックミュージックをルーツに持ったバンドサウンド
  • 最高のグルーヴが楽しめる1枚
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音に殴られ続ける43分間

Kroiのメジャーデビュー作品となる「LENS」は、まさに彼らの音楽性を説明するのに充分の完成度を持ってリリースされた。ヴォーカル含め全ての楽器にフォーカスが当てられている楽曲は実にKroiらしいと感じた。

HIP-HOP・FUNK・R&Bなど、他にも多様な音楽ジャンルがルーツに見えるバンドサウンドは、その混じり合いが新たなグルーヴを生み出して面白い。

「Balmy Life」は、ファンク調のサウンドに乗せて日本語ラップが入ってくるところがたまらなくかっこいい。この曲に限らず、アルバムを通してこのラップパートが非常に効果的にハマっている感じがする。

「侵攻」はチルっぽさがクセになり、「a force」は最近のR&Bの雰囲気を強調しつつも、きっちりとバンドサウンドとしてまとまっている素晴らしい曲だ。

ドラムがはっきりした音で曲の流れを作り、その上でベースが自由に動き回る。

さらにその間を埋めるようにギターのカッティングやシンセサイザーのメロディーが挟まり、ヴォーカルすらも1つの楽器のように新たなリズムを生み出す。

これがKroiの魅力であり、この作品ではそれを堪能することができる。

作品情報

作品名LENS
作者Kroi
レーベルポニーキャニオン
発売年2021年6月23日
収録01.Balmy Life
02.sanso
03.selva
04.夜明け
05.Pirarucu
06.ichijiku
07.a force
08.侵攻
09.NewDay
10.shift command
11.帰路
12.feeling

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