
突然Youtubeで出会ったインディーズバンド「Hakubi」。
それまで見たことがなかったし、名前も初めて聴いたバンドだったけど曲を聴いて心を持っていかれてしまった。
パワフルな女性ボーカルの歌声に圧倒されると同時に、歌詞と音楽のもつうちに秘めた繊細なものに心を動かされた。
今回は京都を拠点に活動している3ピースロックバンド『Hakubi』が熱い事について語っていこうと思う。
聴かせる歌詞
自分がHakubiの曲で初めて聴いたのがこの「午前4時、SNS」という曲。
アコギのアルペジオからすごくしっとりと始まっていくこの曲の最大の魅力はなんと言っても歌詞にあると思う。
自分も共感できるところがあって、やっぱり夜っていろんなことをネガティヴに考えてしまうことがあったり、明日というか今日のことを考えてなんかめんどくさくなったりとか・・・
もう分かんなくなった
全部わかんなくなった
それでも明日は来る 朝は来る
すごくシンプルな嘆きだけど、中性的な声を持つ女性ボーカル片桐さんが叫ぶように歌うサビの部分には圧倒される。
最後の語り部分に曲いちばんの盛り上がりを持って来ていて、言葉に重きを置いていることがよくわかる。
ありのままを表現し続ける
2021年にはメジャーデビューが決まっているHakubiはこれまでも、そしてこれからもありのままを表現し続けてくれるだろう事が楽曲から伝わってくる。
音楽を続ける上での苦悩や葛藤とか、大人になっていくことへの焦りとか、まさに内側からこぼれ落ちた様なHakubiの音楽は、本人たちのみが表現する事ができる物だ。
もちろんこれからバンドとしてもいろいろな事を経験していくのだろうけど、その経験や気持ちをありのままにHakubiは表現し続けるのだと思う。
「不安定さ」のようなものを取り繕わずに活動しているところが最大の魅力なのかなと個人的に思う。
まとめ
今回は京都初のロックバンド『Hakubi』を紹介した。
熱くてシンプルな曲がたくさんあってすごく好みのバンドだ。
ライブハウスで聴くとかっこいいと思うので、機会があったらいってみたいと思う。