楽曲レビュー 音楽

特徴的な歌詞と世界観。『東亰カニバリズム/biz feat Ado』がとんでもない中毒性を持っている。

最近ではネットでの音楽活動も、いろいろな形があって、普段ボカロ曲を作っているボカロPがボーカリストと合作で曲を作っていたり、ユニットとして世に出てきているようなケースをよく見るような気がする。

とくに有名なところで言うと「ヨルシカ」や「YOASOBI」があげられるかもしれない。

あんまり詳しいわけではないけれど、それでもネット発の曲は好みのものが多いこともあって、ちょいちょいチェックしたりしている。

今回はそんな中で見つけた、bizさんの楽曲「東亰カニバリズム」の中毒性がすごいという話をしたいと思う。

歌唱は同じくネットで音楽活動をしている「Ado」さん。実は1年前くらいからファン。

何とも言えない独特の雰囲気

まずは1度聴いてみてほしい。

まず誰もが注目するだろうタイトルの「カニバリズム」の文字。カニバリズムは人間が人間の肉を食べる行動、あるいは習慣の事を言うらしい。

そんなタイトルのこの曲は、相当ダークな雰囲気を持った曲なのだろうかと想像していたけれど、実際のところ、底抜けにダークという訳ではない。

もちろん、歌詞や表現力の高い歌唱も相まって、所々に恐怖・狂気を感じる場面もある。

ただ同じ1曲の中で、疾走感やおしゃれさを感じる瞬間もあって、全体を通すと何とも形容できない雰囲気を醸し出している。

個人的に2分ちょうど位の、『ゆらり揺れる~』からの所におしゃれさと疾走感を感じてすごく「東京感」があるなと思う。

この何とも言えない雰囲気は、bizさんの楽曲とAdoさんの歌唱が絶妙にマッチして作られているもので唯一無二だと感じた。

そしてギターフレーズがカッコ良くて好き。

ちなみに狂気とおしゃれさが共存しているという点で、自分は少しだけ「八十八ヶ所巡礼」の曲と似ているかもしれないと思った。

中毒性がすごい歌声

1日で20回くらい再生した。

何回聴いても飽きないし、聴けば聴くほど好きになっていくし。新しい発見があったりして沼にはまってしまっている。

曲としてももちろんなんだけど、Adoさんの歌声に中毒性があると僕は思っている。

もちろん自分にもなければ多くの人が持っていないものを沢山詰め込んだような歌声を持っていて聴いていてとても楽しい。

ぜひこれからもどんどん活躍してほしいと思う。

まとめ

今回はネット発の音楽である「東亰カニバリズム」について語った。

これが好きだと感じた方は、似たような音楽をYoutubeで漁ってみるといいかもしれない。

これからの時代、ネットから有名になっていくことも珍しいことではないので早いうちに目をつけて応援するのもよいと思う。

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