
音楽を言葉にするのはとてつもなく難しい。
それは音楽の文章を書いていれば誰でも1度は感じる事だと思うし、正直いって有名な音楽雑誌の文章も「何言ってるか分からん」と思うことが度々ある。
そこで僕は思いついてしまった、誰でもイメージ出来てしまうような例えにしてしまえばいいのではないか。
今回はいくつかのアーティストをピックアップして、その音楽的な特徴をむりくり分かりやすく例えていきたいと思う。
これはあくまで個人的解釈の話なので、皆さんも自分だったらどう表現するか考えてみてほしい。
マキシマム ザ ホルモン
ホルモンの音楽がなんたるかを明確に表現するほど難しいことはないだろうしそんなことができる人は果たしているのだろうか。
ホルモンはそもそもジャンルとかで表現できないような音楽をやっている。
どの曲もインパクトは抜群!
シャウトとかスクーリームとかメタルとか聴くとヘビーで怖い感じがするけどむしろ、どこまでもハッピーでありキャッチーでありもちろんヘビーでもあるけど、ノリやすくて泣けてきて、そんな音楽をやっているバンドだ。
なに?さらに分からなくなったって?そうだなぁ、ホルモンの音楽は例えるなら・・・
コース料理の1皿目になんか知らんけど料理全部乗ってきたんですけど!!
みたいな感じかなぁ。
Hi-STANDARD
現代のパンクロックシーンに絶大な影響を与え続けている伝説のバンド「Hi-STANDARD」はよくメロディックハードコアパンクというジャンルに分類される。
ハイスタのストレートな英語詞が疾走感のあるバンドサウンドとキャッチーなメロディーに乗っかり、ときにエモーショナルな雰囲気も漂わせる曲は最高という以外に言いようがないだろう。・・・
なに?カタカナだらけで何言ってるか分からないって?そうだなぁ、ハイスタの音楽は例えるなら・・・
スキップしながら100メートル11秒で走った。
みたいな感じかな。
東京事変
聴いているだけでもだいぶ難解なところがある東京事変の曲は、文章で表現しようとするととてつもなく難しい。
それぞれの楽器のプロフェッショナル達が集結したこの最強バンドが生み出す音楽は一筋縄では行かず、それぞれの楽器が暴れだす即興で演奏しているかのようなグルーブ感がたまらない。
また、自分の思ってもいないようなところに曲が進行していってしまうところが・・・
なに?分かりづらいって?そうだなぁ、東京事変の音楽を例えるとするならば・・・
テレビでオリンピックの棒高跳び見てたら、棒なんて使わずに完璧に飛び越えた奴がいた
みたいな感じかな。
まとめ
自分では書いてて「いやっ分かりやすっ!」って思ってたんだけど、実際のところどうなんだろうか。
これからもあまり堅苦しく描かずにこんくらいのユーモアを含ませて音楽の記事が書けていけたらいいなと思う。