夏は怖い話で涼みたくなりますよね。
今から紹介するのは、今までに僕が読んだことのあるホラー小説です。
探せばもっとたくさんのホラー小説があります。
皆さんもホラー小説を読んで涼しくなってはいかがでしょう・・・
第5位 夜市/恒川 光太郎
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女子大生のいずみと同級生の祐司が妖怪たちが開いていると言う「夜市」に行く話。
夜市ではほしいものが何でも手に入ったが、その代わりに大きな代償を支払わなければならなかった。・・・
作品を通して怪しく、不思議な雰囲気にどんどん読者は引き込まれていくと思います。
文章も非常に読みやすく、どんどん読み進められると思います。
第4位 夏と花火と私の死体/乙一
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たくさんの素晴らしい作品を書いている乙一さんのデビュー作品。
なんと高校生の時に執筆しています。
この作品で驚いたのはまず何といっても語り手である「わたし」が死んでいるということです。きっと誰もがこの斬新な作風にワクワクしながら本を読み進めることができるでしょう。
この話はサスペンス色の強いホラー作品ですが、ラストのあたりは様々な謎が解けてきたりしてとてもぞくぞくします。
夏の話なので季節的にもぴったりかも。
第3位 天使の囀り/貴志祐介
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気持ち悪いのに気が付いたら読み進めてしまっている。
そんな作品です。
新聞社主催のアマゾン調査隊に参加した人たちが次々と異常な方法で自殺をしてしまう。物語はその異常な自殺の真相を解明していくというものです。
物語中盤から次々と真実が明らかになっていき、目が離せなくなります。
「天使の囀り」その言葉が表す意味とは・・・
第2位 残穢/小野不由美
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残る穢れと書いて「残穢」。
人が死んでその土地や家に残った穢れ(けがれ)が、何らかの理由で別の土地へと運ばれて行き何10年もかけて現在のこの土地にやってきて様々な怪奇現象を起こす。
それを少しずつさかのぼって穢れ(けがれ)の根源を調べていくという話です。
今怪奇現象を起こしているそのものが、実は別の怪異に呪われていた。
そんな、伝染病のように呪いがつながっているという恐怖があります。
怪奇現象が起こる描写もとても怖くとても涼しくなれると思います。
第1位 黒い家/貴志祐介
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圧倒的恐怖!!
幽霊も妖怪も一切出てこないこの作品ですがホラー小説を読んで夜寝れなくなったのは
この作品が初めてです。
最初はある保険会社へ勤める男の日常が割とのんびり書かれています。しかし、ある一家とかかわったことで彼の人生は狂ってしまいます。保険金をめぐって起こる殺人。
サイコパスに追われ続け、いつ殺されてもおかしくないという恐怖。
日常にあってもおかしくないというのがまた怖さを倍増させます。